大失敗しない固定費の見直し優先順位|年間3~5万円を確実に浮かせる順番

家計を見直したいけれど、「どこから削ればいいの?」「何からやれば正解?」と悩む方はとても多いです。

実は、固定費の見直しには”正しい順番”があります。

順番を間違えると、

  • 削減効果が小さかったり
  • 手間ばかりかかったり
  • 続かなかったり

して、失敗する確率が一気に跳ね上がります。

この記事を読むと得られること

  • まず削るべき固定費が”ひと目で”理解できる
  • 年間3~5万円削れる「再現性の高い順番」がわかる
  • 手間が少なく、失敗しないステップで進められる
  • 見直し後、浮いたお金を投資デビューに回すロードマップが完成

「固定費は削ったほうがいい」という漠然とした不安を持ちながら、「でも何からやれば…」と行動できない状態が続いていませんか?
この記事を読むことで、その不安は具体的な”実行計画”に変わります。

目次

固定費見直しの大原則|「金額 × 手軽さ × 継続性」で判断する

固定費削減に成功する家庭の共通点は、以下の優先順位を守っていることです。

  • 1. 金額が大きい(月5,000円以上の削減が見込める)
  • 2. 手間が少ない(申し込みなど10分~1時間程度)
  • 3. 一度やれば効果が続く(毎月自動で節約される)
  • 4. リスクがない(解約してまた戻せる)

この4つを満たすもの から削るのが、最も成功確率が高い方法です。

固定費見直しの優先順位【完全版】

優先順位①:通信費(スマホ代)|年間1~3万円削減

削減効果:最も大きい|所要時間:20~30分

スマホ代は、固定費の中で最もリターンが大きく、かつ失敗しにくい項目です。

現在乗り換え後年間削減額
三大キャリア 月7,000円楽天モバイル 月1,000円以下年間72,000円以上
三大キャリア 月7,000円ahamo・povo 月2,500円年間54,000円

🔍 乗り換え候補:

楽天モバイル公式サイト

(月1,000円以下、楽天ユーザー向け)

ahamo

(月2,970円、NTTドコモ系で電波安定)

povo公式

(月0円~、自分好みにカスタマイズ可能)

注意: 2年契約の解約金がある場合は1~2万円の初期費用がかかりますが、1年程度で元が取れます。

地域差について: キャリア乗り換えの削減額は全国共通ですが、回線状況は地域により異なるため、契約前に電波確認アプリで確認をおすすめします。

「三大キャリアだと月7,000円も取られてるんですね…実は損してたんだ」

「そうなんです。多くの方が無意識に高い料金を払い続けています。でも逆に言えば、ここを見直すだけで年間5万円以上が浮くチャンスでもあります。」

楽天モバイルの詳細ガイド記事へ |実際の乗り換え手順・注意点を解説

優先順位②:保険(特に生命保険)|年間5,000~12,000円削減

削減効果:大きい|所要時間:30~60分

子育て家庭でも安心できる最低限の保障に絞れば、月5,000~8,000円の削減が可能です。

見直しのポイント:
  • 「なんとなく」で加入した保険 → 見直し候補
  • 医療保険は不要なケースも多い → 公的保険と高額療養費制度で十分な場合もある
  • 団信加入中の住宅ローン利用者 → 生命保険の二重加入に注意
  • 終身保険・学資保険・外貨建て保険 → 削減効果が大きい

目安: 保険料の総額を把握してから、本当に必要な保障だけを残すことが重要です。

地域差・家庭差について: 保険料は年齢・健康状態・家族構成により大きく異なります。上記の削減額は一般的な子育て家庭の平均値です。

保険見直し完全ガイド |残すべき保険・解約すべき保険を詳解

優先順位③:光熱費(特に電気代)|年間5,000~12,000円削減

削減効果:中程度|所要時間:10分

電気代は手続きが簡単で、1回やれば効果が続くため、”入門編の固定費削減”として最適です。

🔍 見直し候補:
  • 楽天でんき公式(楽天ユーザー向け・ポイント還元で年間7,000円~13,000円削減可能)
  • Looopでんき公式(基本料金0円・使用量が少ない家庭向け)
  • 東京ガス・関西電力など(ガスとのセット割)

重要: 地域により料金が異なるため、必ず公式シミュレーションで確認してください。

「電気代って、本当に安くなるんですか?切り替えて失敗することもあるのでは…」

「その心配はもっともです。ただ楽天でんきなら解約金ゼロなので、試してみて『やっぱり合わない』と思えば1か月で戻せます。リスクはゼロなんです。」

楽天でんき最適化ガイド |月間削減額シミュレーション・切り替え手順

優先順位④:サブスク(使っていないサービス)|年間1~2万円削減

削減効果:手軽だが積み上がると大きい|所要時間:15~20分

以下のような月額サービスを見直してみてください。

サービス月額判定
動画配信(Netflix・Hulu等)1,000~2,000円本当に毎月見てる?
音楽アプリ980~1,000円使用頻度は?
iCloud・Googleストレージ400~2,000円本当に必要?
ゲームサブスク500~1,500円子どもは使ってる?
ジム会費3,000~10,000円本当に通ってる?
スマホアプリの月額100~500円放置してない?

コツ: 1つ1つは小さく見えますが、合計すると年間1~2万円は普通に浮きます。

「えっ、月額300円×5個とか…年間で18,000円も取られてる…」

「そうなんです。『月300円だから』と思ってた小さな契約が、気づかないうちに家計を圧迫しているんです。」

サブスク見直し完全ガイド |家族共有の賢い使い方・即解約すべきサービス

優先順位⑤:住宅関連(家賃・住宅ローン)|削減効果大きいが手間も大きい

削減効果:大きい|所要時間:60~120分以上

金額は大きいですが、手続きが重いので「最後でOK」です。

🔍 見直し候補:
  • 住宅ローン借り換え → 金利低下時に検討(10年以上の長期ローンなら特に効果的)
  • 相場より高い家賃を見直す → 引っ越しは大変だが、年10万円以上浮く場合も
  • 火災保険の再見積もり → 更新時に他社と比較
  • ふるさと納税で実質負担を下げる → 節税効果で年数万円

優先順位が低い理由: ①手続きが複雑②初期費用がかかる場合がある③検討期間が長い

最初に①~④で月1~2万円削減してから、余裕があれば取り組むのが現実的です。

見直し効果の一覧表|どれだけ浮くのか一目瞭然

優先順位項目月額削減年間削減所要時間難度
スマホ代3,000~5,000円36,000~60,000円20~30分
保険見直し2,000~4,000円24,000~48,000円30~60分⭐⭐
電気代500~1,000円6,000~12,000円10分
サブスク500~1,500円6,000~18,000円15~20分
住宅関連大幅(要検討)50,000円~60~120分⭐⭐⭐
合計月6,500~11,500円年間78,000~138,000円約2~3時間

現実的なシミュレーション: ①~④をすべて実行すれば、月6,500円~11,500円(年間78,000円~138,000円)の削減が期待できます。

固定費削減後のお金の使い方|”削減”で終わらない

固定費削減が終わったら、次のステップは投資デビューです。

浮いたお金を「貯蓄」ではなく「投資」に回すことで、さらに資産が増える仕組みを作ります。

特に楽天ユーザーなら

楽天ポイント投資を始めるのが最も安全で現実的。

  • リスクが低い(少額から始められる)
  • 手続きが簡単(ポイントをそのまま投資へ)
  • 複利効果(5年で資産が1.5倍になる可能性も)

例: 月6,500円を投資に回した場合

  • 毎月:6,500円 × 12ヶ月 = 年間78,000円
  • 5年後:約90万円
  • 10年後:約170万円(年4%成長の場合)

まとめ|固定費見直しは「正しい順番」がすべて

この記事の結論:
  1. スマホ代 → 最大の削減効果(年間5~6万円)
  2. 保険見直し → 次に効果が大きい(年間2~4万円)
  3. 電気代最適化 → 手軽で続きやすい(年間5,000~12,000円)
  4. サブスク断捨離 → 小さいが積み上がる(年間1~2万円)
  5. 住宅関連 → 最後でOK(手間が大きいため)

この順番で進めると、年間8~13万円の削減が現実的に実現できます。

そして削減したお金を投資に回すことで、さらに資産が増える”良い循環”が生まれます。

次のステップ:固定費削減 → 投資デビューへ

固定費削減が完了したあなたは、すでに月6,000円~1万円以上の余裕が生まれています。

次に読むべき記事で、その浮いたお金を「増やす」ステージへ進みましょう。

次は投資デビューです

👉 【次の記事】楽天ポイント投資で投資デビューする方法|月1,000円から始める初心者向けガイド

この記事の要約:
  • 楽天ポイントで投資を始める具体的手順(10分で完了)
  • 失敗しない投資先の選び方(初心者向けファンド3選)
  • 月6,000円を投資に回した場合の10年後の資産(約170万円)

「家計改善(削減) → 資産形成(投資) → 資産増加」

この3段階を順番に進めることが、子育て家庭が経済的自由を手に入れるロードマップです。

固定費見直しを完了してから、3日以内に投資デビュー記事を読むことをおすすめします。
モチベーションが最も高い状態だからです。

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この記事を書いた人

はじめまして、ぽよち。です!
二児のママで、ズボラ&数字が苦手な主婦です。

「カード払いって便利だけど、家計簿がグチャグチャ…」
「家計簿アプリも3日で挫折…」

そんな私がたどり着いたのが、“カード払いでもズレない家計管理術”。

このブログでは、手書き家計簿とアプリを組み合わせた「ラクして続く管理方法」や、
実際に使っているクレジットカード・家計簿アプリの使い方を紹介しています。

目指すのは「ズボラでも、気づけばお金が貯まってる暮らし」!

自分に合った“ちょうどいい家計管理”を一緒に探していきましょう♪

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