楽天ポイント投資を始めるには、楽天証券の初期設定が欠かせません。
ですが初心者の多くが「設定が複雑そうで不安…」「どこを触ればいいの…?」と悩んでしまいます。
でも大丈夫。このSTEPを順番に進めるだけで、10分で設定が完了します。
この記事では、初心者でも迷わず進められるように、わかりやすく丁寧に解説します。
本記事でできること
- 楽天証券の初期設定を10分で完了できる
- ポイント投資に必要な設定だけに絞って説明
- 投資初心者でも安全に使えるよう注意点も紹介
STEP1:楽天証券にログインする
まず楽天証券にアクセスし、楽天IDでログインします。
ポイント
- 楽天市場や楽天カードと同じIDでOK
- ログイン後、マイページ(ホーム画面)が表示されます
💡 初心者のコツ
初めて楽天証券を利用する方は、事前に楽天市場で楽天会員登録を済ませておくと、スムーズに進みます。
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STEP2:ポイント利用設定をオンにする

重要:楽天ポイント投資には「ポイント利用設定」が必須です。
2-1. ポイントコース設定を確認する
楽天証券のポイント投資を利用する場合には「楽天ポイントコース」への設定が必要になります
PC版の場合

- 右上の「マイメニュー」をクリック
- 「ポイント設定・SPU」を選択
- 「現在のコース」を確認
スマホ版の場合

- 右上のメニュー(三本線)をタップ
- 「ポイント」をタップ
- 「ポイント設定」で確認
2-2. ポイントコースが「楽天ポイントコース」になっているか確認

「楽天ポイントコース?楽天証券ポイントコース?どっちが正しいの…?」



混乱しやすいポイントですね。重要な違いがあります。
重要な違い
| コース | 特徴 | 投資対象 |
|---|---|---|
| 楽天ポイントコース | ポイント投資ができる | 投資信託・国内株式・米国株式 |
| 楽天証券ポイントコース | 初心者には向かない | 投資信託のみ |
初心者は必ず「楽天ポイントコース」に設定してください。
2-3. ポイント利用設定を「利用する」にする
「利用設定」を押して、投資信託のアコーディオンを開き「設定」を押します。「利用する」を選択し、利用するポイント上限数を入力します
利用可能なポイント
- ◎ 通常ポイント(毎月貯まるポイント)
期間限定ポイント(キャンペーンでもらうポイント)は使用できません
STEP3:ポイント利用上限を設定する
ポイント投資は、月に使うポイント数を自分で決められます。
初心者のおすすめ設定
月:1,000ポイント(無理なく続く)
- あとで変更も自在(月ごとに金額を増減できる)
- 最初は少なめから始めて、慣れたら増やすのが挫折しないコツ
STEP4:マネーブリッジを設定する(重要)
STEP2の次に、マネーブリッジの設定を確認しましょう。
なぜマネーブリッジが必要?
SPU対象となるには月末(その月の最終日23:59)時点で、楽天証券のポイントコースを「楽天ポイントコース」に設定し、マネーブリッジを設定している必要があります
つまり、マネーブリッジがないと:
- ポイント投資はできるが「SPU+1倍」がもらえない
- 楽天市場でのポイント還元がアップしない
マネーブリッジの設定方法
- 楽天証券にログイン
- 「マイメニュー」 → 「ポイント設定・SPU」
- 「マネーブリッジ設定」を確認(通常はすでに設定されている)
スマホ画面のイメージ(ポイント設定画面)
1.右上のメニューをタップして、楽天ポイントコース【現在の設定】を確認⇐ここが重要!!


2.マネーブリッジ設定が設定済になっているか確認


3.ポイント利用の欄が利用するになっているか確認


STEP5:投資信託の購入画面を開く
楽天ポイント投資で使える商品は「投資信託」です。
開き方
PC版
- マイページ左側メニュー → 「投資信託」
- 「投資信託を探す」をクリック
スマホ版
- ホーム画面 → 「投資信託」
- 「投資信託を探す」をタップ
初心者に人気の銘柄
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- 先進国・新興国すべてに投資
- 初心者が最も選ぶファンド
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)
- 米国全体に分散投資
- 信託報酬が業界最安水準
💡 初心者のコツ
迷ったら「eMAXIS Slim 全世界株式」を選べばOK。 この1本で世界中に分散投資できます。
STEP6:購入画面でポイントを指定する
購入画面まで進んだら、以下の欄を確認してください。
6-1. 購入金額を入力


例
1,000円 → 1,000ポイント使用可
6-2. 「ポイント利用」を選択
パターンA:すべてポイントで支払う
- ポイントだけで投資を完結したい場合
パターンB:一部ポイントを利用する
- ポイント不足時は現金で補う場合
最初はパターンAで、ポイントだけで投資することをおすすめします。 現金が必要になったら、後からパターンBに変更できます。
6-3. 期間限定ポイントも自動で利用される
ポイント利用設定をしていただいている場合でも、期間限定ポイントはポイント投資には利用できません
通常ポイントのみが対象です。期間限定ポイントは楽天市場や楽天ペイなど、他のサービスで使用してください。
STEP7:最終確認して購入する
購入前に、次の3点だけ確認すればOKです。
チェックリスト
□ 使うポイント数は正しいか?(例:1,000ポイント)
□ 商品名は正しいか?(例:全世界株など)
□ 手数料が「0円」になっているか?
すべて問題なければ「購入する」をタップして完了!
初期設定後にやるべきこと
毎月1回「ポイント投資」を継続
楽天市場・楽天カードの利用で勝手にポイントが貯まり、 そのまま資産形成に回せます。
- 楽天カードで日常的に支払う → 1%還元
- 楽天市場で買い物 → ポイント獲得
- 楽天モバイル利用 → ポイント加算
- これらのポイントを自動で投資に回す
投資信託は長期保有が前提



「1ヶ月経ったのに、まだ増えてない…大丈夫?」



心配不要です。これは正常です。
- 1〜3ヶ月では増減が気になりますが、正常な値動き
- 5〜20年のスパンでみると自然に資産が育ちます
- 短期の上下に一喜一憂しないことが成功の秘訣
よくある失敗例(初心者が詰まるポイント)


失敗例:テーマ型やAI銘柄を選んでしまう
初心者がやってしまう失敗
「ニュースでAI投資が流行ってるし、AI関連ファンドを選ぼう」
→ その後、価格変動が激しく、初心者には難度が高い…
何が起きた?
- 1ヶ月で10%下落
- 短期の値動きに心が揺さぶられる
- 「長期投資のはずが…短期トレードになってしまった」
筆者からのアドバイス
最初は「全世界株」「米国株」などの、シンプルで安定した商品を選ぶこと。
テーマ型・流行型は、投資に慣れた後で検討するレベルです。
注意点①:期間限定ポイントは使う場所が限定される
❌ 期間限定ポイント:投資信託の購入には使えない
✅ 通常ポイント:投資信託の購入に使える
【期間限定ポイントの活用方法】
- 楽天市場での買い物
- 楽天ペイでの支払い
- 楽天モバイルの月額料金
- その他楽天グループサービス
浮いた現金を投資に回す という活用がおすすめ
注意点②:元本割れのリスクあり
投資信託は投資商品のため、元本割れのリスクがあります。
- 短期で見ると値動きする(マイナスの可能性も)
- 長期で見ると歴史的にプラスになりやすい
- ただし将来の利益を保証するものではありません
注意点③:迷ったら「全世界株」などの分散型にする
- テーマ型やトレンド型は避ける
- 手数料が低い商品を選ぶ
- 「シンプルで安定」が初心者の正解
今から楽天証券を開いて初期設定を完了させましょう
STEP1〜7までの設定は、合わせて10分あれば十分です。 この瞬間の行動が、あなたの投資人生を変えます。
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これまでのステップ
▶ STEP1:【完全ガイド】楽天ポイント投資で投資デビュー


▶ STEP2:楽天ポイント投資のメリット・デメリット


▶ STEP3:【初心者向け】毎月1,000ポイントで始める楽天ポイント投資


▶ STEP4:【初心者向け】初心者が絶対に選んではいけない投資先









