楽天カードを使い始めた方からよく聞くのが…
「思ったよりポイントが貯まらない」 「どの支払いで一番ポイントが増えるの?」
という悩みです。
実は、楽天カードは使う場所によってポイントの”伸び方”がまったく変わるカードです。
同じ支出額でも、支払い先を変えるだけで年間ポイントが2〜5倍に膨らむことも珍しくありません。
例えば: 月50,000円の固定費を楽天カードで払う場合
- 普通に払うと:月500ポイント(年6,000ポイント)
- ポイント効率が良い支払いに変更すると:月1,500ポイント(年18,000ポイント)
その差、年間12,000ポイント以上。これは「何もしないだけの損失」です。
この記事では、3年以上楽天カードを使い続けてわかった「ポイントが自動的に貯まりやすい支払い」だけを厳選して、優先順位付きで紹介します。
記事を読み終わる頃には、「どの支払いから集約すべきか」が明確になり、年間5,000〜10,000ポイント以上を確実に獲得できるロードマップが完成します。
結論:楽天ポイントが爆発的に増える支払いは「毎月の固定費」と「生活インフラ」

楽天ポイントを効率よく伸ばしたいなら、
変動費ではなく「固定費から」集約する
これがもっとも効果の高い方法です。
なぜ固定費を優先すべきか?
- 固定費は毎月必ず支払う → 自動的にポイントが発生
- 決済金額が大きい → ポイント倍率の影響が大きい
- 管理すべき場所が少ない → 楽天カードにまとめやすい
「固定費×楽天カード」という組み合わせは、時間を使わずポイントが増える”放置して増える仕組み”になります。

「あ、固定費から始めるから『放置』で増えるんだ。だから変動費じゃダメなのか」
では実際に、楽天ポイントが圧倒的に貯まりやすい支払いを一覧で解説していきます。
【最優先】楽天ポイントが劇的に貯まる支払い BEST 8
①スマホ料金(楽天モバイル・大手キャリア)


年間ポイント目安:1,000〜2,000ポイント(固定費だけの場合)
スマホ料金のポイント獲得は以下のように異なります:
- 楽天モバイル 3GB:1,078円/月 → 約13ポイント/月(年間156ポイント)
- 楽天モバイル 20GB:2,178円/月 → 約26ポイント/月(年間312ポイント)
- 楽天モバイル 無制限:3,278円/月 → 約39ポイント/月(年間468ポイント)
- ドコモ・au・ソフトバンク:10,000〜15,000円/月 → 約100〜150ポイント/月(年間1,200〜1,800ポイント)
- ahamo・povo・LINEMO:2,500〜3,000円/月 → 約25〜30ポイント/月(年間300〜360ポイント)
さらに:楽天モバイルの場合、楽天市場でのSPU+1倍の効果により、楽天市場での買い物時にポイントが追加で貯まります(別記事で詳述)。
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②電気・ガス・水道などインフラ系


毎月15,000〜25,000円(家族4人)→ 年間3,000〜5,000ポイント
特に電気・ガスは、楽天カードへの変更が数分で完了します。
対応企業例:
- 電力会社:東京電力、中部電力、関西電力
- ガス会社:北海道ガス、都市ガス、LPガス各社
ほぼすべてクレカ対応です。
③自動車保険・火災保険・生命保険


年払いなら1回で300〜1,000ポイント
保険は年払いにすると支払い額が大きくなり、1回で数百~数千ポイント入る”おいしい支払い”です。
楽天カードは保険料の支払いとの相性が非常に良く、家計改善でも”固定費削減→ポイント増加”の効果が出やすい部分です。
④ネット回線・Wi-Fi
毎月5,000〜7,000円 → 年間600〜1,000ポイント
対応サービス例:
- 楽天ひかり
- NURO
- auひかり
- ドコモ光
- ソフトバンク光
楽天ひかりならSPUも上がり、ポイント増の恩恵が大きいです。
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⑤サブスク(Netflix、Amazon、Spotify、iCloud など)


月200円ごとに1ポイント
まとめると管理がとにかくラクになります。
サブスクは数が多く「気づいたら引き落とされている」ので、楽天カードに集約すると家計の見える化が一気に進みます。
⑥子どもの教育費関連(塾・習い事・学用品)


毎月5,000〜20,000円 → 年間500〜2,000ポイント
塾やオンライン教材はクレカ対応が増加中。特に以下は決済額が大きくポイント効率が良いです。
- 進研ゼミ
- スマイルゼミ
- こどもちゃれんじ
- スタディサプリ
- 学習塾の月謝
⑦スーパー・ドラッグストア(楽天ポイントカード加盟店)
毎月10,000〜30,000円 → 年間500〜1,500ポイント
楽天ポイントカードを提示し、楽天カードで支払うと、ポイントの二重取りが可能です。
二重取りできる代表店:
- マクドナルド
- すき家
- コーナン
- サンドラッグ
- くすりの福太郎
- ツルハドラッグ
⑧楽天市場の買い物(SPU最大効果)


購入額による(SPU最大18倍)
楽天カード支払いでSPU+2倍。つまり、楽天市場の買い物では楽天カードが実質必須レベルです。
普段の買い物を楽天市場に寄せるだけで、ポイントの伸び方が大きく変わります。
【一覧表】楽天ポイントが貯まりやすい支払いまとめ
| 支払いカテゴリ | 毎月の金額目安 | 年間ポイント | 優先度 |
|---|---|---|---|
| スマホ料金 | 1,000〜15,000円 | 500〜2,000 | ⭐⭐⭐ |
| 電気・ガス・水道 | 15,000〜25,000円 | 3,000〜5,000 | ⭐⭐⭐ |
| 保険料 | 30,000〜150,000円(年払い) | 300〜1,000 | ⭐⭐⭐ |
| ネット回線 | 5,000〜7,000円 | 600〜1,000 | ⭐⭐ |
| サブスク | 500〜4,000円 | 数百〜数千 | ⭐⭐ |
| 教育費 | 5,000〜20,000円 | 500〜2,000 | ⭐⭐ |
| スーパー・ドラスト | 10,000〜30,000円 | 500〜1,500 | ⭐⭐ |
| 楽天市場 | 購入額による | SPUで爆増 | ⭐⭐⭐ |
ポイントを最大化する3つのコツ


コツ①:とにかく「固定費から」集約する
固定費は”100%必ず”毎月発生する支払いです。
固定費さえ楽天カードに集約できれば → ポイントは自動的に増えていきます。
- スマホ料金(最高優先度)
- 電気・ガス・水道(次点)
- 保険料(その次)
- その他(楽天市場など)
この順番で進めるだけで、年間3,000〜5,000ポイント以上は確実に獲得できます。



「固定費3つだけで年間3,000ポイント確定。その後、楽天市場での買い物を加えることで、年間10,000ポイント超が現実的になる」
コツ②:月1回だけ「使える支払いがあるか?」をチェックする
楽天カードに移せる支払いは毎年増えています。
- 保険会社の対応カード追加
- サブスクのカード変更欄追加
- 学習サービスのオンライン決済対応
これらは知らない間に可能になっていることも多いです。月1回のチェックで「新しくポイント対象にできる支払い」を見つけましょう。
コツ③:楽天ポイントカード加盟店は「必ず二重取り」
二重取りの手順は超簡単:
- 提示して → 楽天ポイントカードを店員さんに見せる
- 楽天カードで支払う → クレジット決済
これだけで簡単にポイントが1.5〜2倍になります。



「あ、提示するだけで1.5倍になるのか。めっちゃ簡単だ」
実例:約月50,000円の支払いでどれだけ増える?


現実的なシミュレーションです。
ケース1:楽天モバイル利用者(子育て家庭向け)
| 項目 | 金額 | ポイント率 | 獲得ポイント |
|---|---|---|---|
| スマホ料金(楽天モバイル無制限・家族2人) | 6,556円 | 1% | 約66ポイント |
| 電気・ガス・水道 | 20,000円 | 1% | 約200ポイント |
| 保険料(月換算) | 8,000円 | 1% | 約80ポイント |
| サブスク・その他 | 9,444円 | 1% | 約94ポイント |
| 月合計 | 44,00円 | 1% | 約440ポイント |
| 年間合計 | 528,000円 | – | 約5,280ポイント |
ケース2:大手キャリア利用者(高ポイント還元希望)
| 項目 | 金額 | ポイント率 | 獲得ポイント |
|---|---|---|---|
| スマホ料金(ドコモ・au・SoftBank) | 15,000円 | 1% | 約150ポイント |
| 電気・ガス・水道 | 20,000円 | 1% | 約200ポイント |
| 保険料(月換算) | 8,000円 | 1% | 約80ポイント |
| サブスク・その他 | 9,444円 | 1% | 約94ポイント |
| 月合計 | 48,000円 | 1% | 約480ポイント |
| 年間合計 | 576,000円 | – | 約5,760ポイント |
さらに楽天市場での買い物を加えると:
月10,000円の楽天市場利用 → SPU+2倍(楽天カード利用時)で追加200ポイント/月 → 年間追加2,400ポイント
合計:年間8,000〜8,000ポイント以上が現実的です
この記事の要点まとめ
楽天ポイントが貯まりやすい支払いは以下の8つ:
- スマホ料金
- 電気・ガス・水道
- 保険料
- ネット回線
- サブスク
- 教育費
- スーパー・ドラッグストア(加盟店)
- 楽天市場(SPU)
特に、毎月の支払いの中でも “固定費”→”生活インフラ”の順に集約するのが最優先。
そうすることで、何もしなくても毎月自動でポイントが増え続ける「放置型ポイント体質」が完成します。
次の記事へ:楽天カードを使うべき人・使わないべき人
ここまで読んでくださった方の中には、
「でも、本当に楽天カードって誰にでも合うの?」 「逆に、向いていない人もいるんじゃ…?」
という疑問があるかもしれません。
実は、楽天カードは「向いている人」と「向いていない人」がはっきり分かれます。
次の記事では、楽天カードで確実に得をする人と、別のカードを選ぶべき人の特徴を詳しく解説します。
あなた自身がどちらのタイプなのか確認することで、最適なカード選択ができるようになります。









