はじめに:節約って、どうして続かないの?
「節約しなきゃ」と思っても、気づけばいつも赤字。
無理して外食をやめても、買い物を我慢しても、ぜんぜんお金が残らない。
それって、私だけじゃないですよね?
私もかつて、「節約=ガマン」と思い込んで、何度も何度も挫折してきました。
でも、あるとき「ある考え方」と「ある仕組み」を取り入れたことで、劇的に家計が好転。
このブログでは、私がどんな節約に失敗し、どうやってその壁を乗り越えたのか。
リアルな体験談をベースに、「ズボラでも続けられる節約のコツ」をお伝えします。
【第1章】間違いだらけの「節約の始め方」|私の失敗例
1-1. 食費を極限まで削る → ストレス爆発!
当時の私は、とにかく「毎月いくら残せるか」ばかり気にしていました。
- スーパーのチラシを3店舗比較
- 豆腐とモヤシ中心の献立
- 外食ゼロ
確かに、数字だけ見れば食費は月2万円台。
でも、その代償は大きくて…。
- 献立に飽きて料理が苦痛
- 子どもからの「またコレ?」攻撃
- 結局、週末にドカンとお惣菜
そして気づけば、「食費は安いけど外食費が爆増」してました。
1-2. 頑張って家計簿をつけても三日坊主
最初は気合を入れてノートを買って、きっちりレシートを貼ってました。
でも、3日で挫折。
「書くのがめんどくさい」
「何がどう変わったかよくわからない」
「記録するだけで何も改善されない」
今思えば、目的のない家計簿ほど、つまらないものはありませんでした。
【第2章】「貯まらないのは私のせいじゃない」と気づいた瞬間
2-1. 「がんばってるのに残らない」=仕組みが悪い
ある日、家計の見直しについて調べていたときに、ある言葉が目に飛び込んできました。
「お金は“感情”ではなく“仕組み”で貯まる」
はっとしました。
私はずっと「気合」で乗り切ろうとしてたんです。
でも、それでは毎月のように気持ちが折れる。
「そもそも、自然にお金が残る仕組みができていなかった」
そのことに、やっと気づいた瞬間でした。
2-2. 失敗しないための前提条件をつくった
気づいてからは、
- 予算を「感覚」ではなく「仕組み」で決める
- 頑張るのではなく、自動化できることは全部やる
- 自分の性格(ズボラ)に合った方法を選ぶ
というルールを意識するようになりました。
【第3章】私が取り入れた3つの「節約が続く仕組み」
3-1. 固定費を最初に見直す
一番最初にやったのは、「固定費の見直し」。
- スマホ:大手キャリア → LINEMOに変更(約4,000円減)
- 保険:不要な医療保険を解約(約8,000円減)
- サブスク:毎月の「なんとなくNetflix」や「使ってない英語アプリ」を解約(2,000円減)
たったこれだけで、月14,000円浮いたんです。
この「努力せずに下がる」成功体験が、私にとって大きな転換点になりました。
3-2. クレカ&アプリで自動化管理
家計簿が続かなかった私にとって救世主だったのが「マネーフォワードME」。
- クレジットカード払いの明細が自動で連携
- 銀行・ポイント・電子マネーも一元管理
- 「月ごとの支出の推移」がグラフで見える
家計簿を“書く”のではなく“見る”だけで済むようになったので、ストレスゼロ!
そして、クレジットカードは楽天カードに一本化して、ポイントも効率よく貯まるようになりました。
3-3. 予算の決め方を「目的ベース」に変更
「月○万円以内で生活する」という考え方をやめました。
代わりに、
- 8月:家族旅行に行きたい→10万円必要
- 年末:年賀状+おせちで2万円かかる
- 春:子どもの進級に3万円
といった「イベントベース」で逆算貯金。
目的があると、節約が「つらいこと」じゃなく「未来の楽しみ」になるんです。
【第4章】節約に成功して得られた3つのメリット
4-1. 気持ちに余裕ができた
お金に余裕ができると、「子どもに何かあっても大丈夫」という安心感が生まれました。
- 急な習い事の費用
- 体調不良時のデリバリー
- 冠婚葬祭の出費
これらを「困った」と思わずに出せるように。
精神的にもかなりラクになりました。
4-2. 夫婦のケンカが減った
以前は、「またこんなもの買ったの?」「出費が多すぎる!」と夫婦でぶつかることも…。
でも、マネーフォワードで「お金の流れが見える化」されたおかげで、説明しやすくなりました。
夫も「じゃあここは減らそうか」と建設的に考えてくれるように。
4-3. 貯金が“日常”になった
今では、特別意識しなくても毎月3~5万円の貯金が自動的にできるように。
大きな出費にもビクビクしなくなりました。
「節約=一時的な努力」ではなく、「暮らしの習慣」に変わったことが最大の成果です。
【第5章】あなたに伝えたいこと|節約は“性格に合う方法”でやればうまくいく
最後に、私が強く伝えたいのは…
節約は「性格に合う方法」でやらなきゃ絶対に続かない
ということです。
細かい記録が得意な人もいれば、数字を見るだけでイヤになる人もいます。
私は「ズボラでもOKな方法」を選び続けたからこそ、ここまで続けられました。
おわりに:次に読むべき記事
節約をもっとラクに、楽しくするために、以下の記事もぜひ参考にしてください!
- 【超初心者向け】固定費見直しのステップ完全ガイド
- 【図解】マネーフォワードMEの使い方と活用術
- 【リアル家計簿公開】ぽよち家の1ヶ月の支出内訳とは?
あなたにとっての“転換点”が、このブログになりますように。